黒加倫黒酢

黒加倫黒酢は、野生種のカシス (黒加倫と名付けました=商標です)と70日間熟成した玄米黒酢を混ぜ,更にお酢の癖をおさえ飲みやすくしました。
鮮やかな色合いは、ポリフェノール系アントシアニン色素に由来します。
アントシアニン色素は、野生種特有の有効成分が体調を整えます。
大学の研究機関では、野生種の黒加倫は「食べるワクチン」」の資質を有していると指摘しています。その有効性について特許公開されました。

●飲み方
・お好みに合わせ5~7倍に薄めてお飲み下さい。大さじ1杯の黒加倫黒酢に、水かお湯を大さじ5杯程度でうすめます。
・水割りウィスキーや水割り焼酎に少し加えると美味しく召し上がれます。冬はお湯割も格別です。
お酒を飲み過ぎた時、寝る前に飲むと2日酔いを和らげます。
・ドレッシングとしてもお使いください。

●調味料として最適(元気のもとは、食卓から)
酢豚・・・・・・・・肉の下味に漬けると柔らかく国がでます。黒加倫の酸っぱ味とはちみつの甘さ は絶妙です
和え物・・・・・・スライスした玉ネギ、ほうれん草、レタス、キャベツの和え物
酢のもの・・・・もずく、かに、きゅうりの酢の物
レンコンのきんぴら・・・油で炒めた後に、コクのある味合い

 

黒加倫(黒房スグリ)は日本でおなじみの花梨(バラ科)とは種類が違います。 ブルーベリーに近く学名では、ユキノシタ科黒房スグリ(Ribes nigrum L)と称されます。

黒加倫(黒房スグリ)は古来薬膳料理に広く使われ身体に良いとされ、特に熱冷ましの漢方薬として使われています。
インド、ネパール、に広く分布し、ほとんど野生植物となっていますが、現在ではニュージランドが主生産地となっています。リンゴサ酸やクエン酸、ビタミンC、アントシアニンなどが含まれており酸味が強く、芳香であります。疲労回復によく、気管支を丈夫にし、風邪熱、頑固な咳、喘息,気管支拡張症、つわりの嘔吐止めに有効とされています。

黒加倫(黒房スグリ)の発祥はシベリヤのバイカル湖周辺とみられ、寒暖の激しい気候で且つ硫黄質で荒れた土壌での厳しい環境に生育しつづける黒加倫は、生命力が他の地の黒加倫よりも強く抵抗力や免疫力をより多く有しており、数々の機能性を有していると考えられます(旭川医科大学の研究による)。
昨今ヨーロッパでBLACK CURRANTとして有名です。しかしヨーロッパでは栽培種であり野生種特有の力強さはなくむしろブルーベリーやレッドカーラントと同じ種類として扱われ、目に良いとされているのが一般的です。

黒加倫(黒房スグリ)はシルクロードを通って中東・ヨーロッパへ、又ニュージランドへと種や苗木が持っていかれ各地で生育するようになったと考えられています。交配し栽培した物は野生種と比較すると生命力(免疫力・抵抗力)が劣ります。
それでもフランスのブルゴーニュ地方では、ワインやブランディーに隠し味としてブラックカシスを加えて飲まれています。
フランスではナポレオンの時代に疫病(ペスト)が流行し、ワインにカシスを入れペストを治したと言われています。カシスに殺菌力が備わっていることを当時の人々は知っていたのです。